2014年4月1日火曜日
vTigerCRM6.0の変更点その1 フィールド表現式(Field Formulas)がWorkflowに統合
vTigerCRM5系でデータの保存時等に自動で合計値を算出して保存するといった利用が可能だったフィールド表現式(Field Formulas)は、vTigerCRM6ではWorkflowに統合されました。登録されている関数も増えとてもパワーアップしています。
日付系の計算で「もうちょっと何とかなんないの?」と思っていたそこのあなた!その問題解消されているかもしれませんよ!
vTigerCRM6をお勧めしたい理由の一つです。
ただ、マイグレーションツールで5系からバージョンアップさせた場合に問題が発生しますので、その対象方法をご紹介。
具体的には、私たちの環境では見込み客を顧客へ昇格させる際に以下のようなエラーがでました。
Warning: require_once(modules/FieldFormulas/VTFieldFormulasEventHandler.inc): failed to open stream: No such file or directory in /var/www/html/vtigercrm6_bgt/include/events/VTEventTrigger.inc on line 140
これはvtiger_eventhandlersテーブルにFieldFormulasのデータ残ったままのため発生しています。
そのためvtiger_eventhandlersからFieldFormulas関連のデータを全て消してしまえば上記問題は解消されます。
上記画像は、私の環境ですが、実際のvtiger_eventhandlersの全データを表示した状態です。
赤線で囲んだ箇所が削除対象のデータとなります。
具体的にはhandler_classのカラムがVTFieldFormulasEventHandlerとなっているレコードです。
この問題はこれで解決なのですが、マイグレーションツールからのバージョンアップは幾つか他にも問題がありますので、また紹介させていただきます。
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