2014年2月27日木曜日
vTigerCRM6.0 インストール方法(ソースから)
vTigerCRM6.0.0をインストールスクリーンショットをとりましたので簡単な説明を。インストールは非常に簡単です。
LinxuやWindowsともに対応しておりまずは自分のPCで試したいという方は、Windows版で試されるのが良いかもしれません。
基本的な流れとしては、必要なミドルウェアをインストールした環境へvTigerCRMを配置していただけると、初回起動時にインストールウィザードが実行されます。
Windowsであれば、インストーラを叩けば終わりだと思います。
#vTigerCRM6.0のWindowsインストーラーはまだ試していませんので、こちら後ほど紹介いたします。
今回はソースからインストールする方法をご紹介いたします。
ソースのダウンロードはこちらから。
Apache 2.1+MySQL 5.1+
PHP 5.2+, 5.3
- php-imap
- php-curl
- php-xml max_memory (min. 256MB)
- max_execution_time (min. 60 seconds)
MySQLに関しては新規にvTigerCRMをインストールされるのであれば予めDBを作成しておく必要はありません。
ウィザードで新規にデータベースを作成することもできます。
もし先に作成しておくのであれば、お使いのMySQLに対して下記のコマンドを実行してください。
データベース作成
create database new_db_name DEFAULT CHARACTER SET utf8 DEFAULT COLLATE utf8_general_ci;
ユーザー作成はgrant all on new_db_name.* to user_name@localhost identified by 'user_pass';
new_db_name(データベース名)とuser_name(ユーザー名)とuser_pass(パスワード)は適宜変更してください。
例えば、new_db_nameをvtigercrm、user_nameをvtuser、user_passはKdoek7843みたいな感じですね。
次に、ダウンロードしたソースを展開するとvtigercrmというディレクトリが中にありますので、こちらをhtdocsへ移動させましょう。
準備はこれで終わりです。
それでは「INSTALL」ボタンをおしてください。
同意画面です。「I Agree」をクリックして次へ進みましょう。
ここで一旦、インストーラーは動いているがvTigerCRMを実行するのに必要なPHPのモジュールや設定がされているかチェックしてくれます。
PHPのバージョンと他の必須項目がYESになっていれば「NEXT」を選択して次へすすみます。
ここではデータベースの設定とvTigerCRMの初期設定(管理者ユーザーの作成等)を行います。
左の「Database Infomation」の項目に要したMySQLのホスト名やユーザーやパスワード、データベース名を設定しましょう。
もし、MySQL内に使用するデータベースを未作成の場合は、下の「Create new Database」のチェックボックスを選択してください。
そしてデータベースを作成できる権限のあるMySQLのユーザーを入力しましょう。
右の「System Information」には、vTigerCRMで使用する通貨の設定をします。
その下の「Admin User Information」ではvTigerCRMの管理者ユーザーの情報を入力します。
日本で使用するのであれば「Time Zone」は"(UTC+9:00) Tokyo"を選択してください。
全ての必須項目の入力が完了しましたら「NEXT」ボタンを押して次に進みます。
こちら今までの設定の確認画面です。
問題なければ次へ進むと下記の画面になりインストールが実行されます。
こちら数分かかりますが、完了すると次の画面が表示されます。
インストール直後に利用したいモジュールが選択可能です。
個々の説明はまた次回にということでここでは左上の「Select All」のチェックボックスを選択して次へ進みます。
これでほぼインストール完了です。
次は、下記のダイアログが表示されます。
通貨、言語、タイムゾーン、日付の表示形式を選択します。
「さっき設定したのはなんだったんだ?」となりますが、こちら管理者ユーザーの個人設定ですね。
以上でざっくりですがこちらでインストールウィザードは終了です。
その他に幾つか設定ファイルを変更してあげたほうがより使いやすいものになりますが、それはまた次で説明いたします。